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2007年01月29日

翻弄される犬達

“崖っぷち犬”の飼い主抽選が行われて、めでたく“リンリン”としての犬生(?)を送ることになりました。
それはそれで良かったのかも知れない、いや、普通の迷い犬として収容され殺処分されるよりは良かったんだろうと思う。
だけど…姉妹犬と見られている犬の方は飼い主が見つからなかったそうです。
同じような顔をして、同じような年齢で、一体何が違うのか?否、違う犬種で違う顔をしていても、決定的に違う点。。“崖っぷち犬”としてメディアを湧かせたプロフィール。
何かしらの話題性が有るか無いかで、犬の価値を決めてしまっているのは人間。同じ命なのに、その差を付けられてしまっているのが 悲しい・・

TVでやっていたもっと悲しい現実は、“崖っぷち犬”以降、その場所での捨て犬・捨て猫が増えているという事。
保健所に収容されると一週間で殺処分になってしまう、現実。
感動的な話の後に人間の身勝手さ、優しくない日本人を見てしまって すごく悲しい気持ちと腹立たしい気持ちが湧いて来ました。

私が子供の頃、実家には色んな動物がいました。
兄が 落ちて怪我をしているのを拾ってきた鳩の子や、家の裏で鳴いているのを保護した犬、迷い猫、買ってきて増えに増えた鳥達(セキセイインコ・文鳥・十姉妹、等々)…決して大きくは無い家の中に 色んな“命”が鳴いていたものです。
新しい命が生まれる嬉しい・愛おしい気持ちや、命を失うと悲しいという気持ち、色んな事を動物達と暮らす事で学んだ気がします。
それが出来る時代では無いのも十分判っていますが、人間の勝手で“増えた分は捨てる”という考えはこの時代といえども許せないのです。

命は、リセットしてもリプレイできません。
自分本位で 動物を捨てたり、虐待したり、殺したり、しないで下さい。
飼う環境の整わない方は飼う事を諦めて下さい。
動物を飼いたいと思っている方は、高価な血統書付きの命を買う前に、一週間で幕を下ろさなくてはいけない命の事も考えてみて下さい。
同じ『一つしかない命』なのです。

犬に限らず動物を飼っている方へ、犬の十戒を読んで どうぞ その命を全うさせてあげて下さい。

追記です。
2月11日に“崖っぷち犬”の姉妹犬にも飼い主さんが見つかりました。
名前は「幸せになってほしい」との願いを込めて「幸(ゆき)」ちゃん、だそうです。
一つの命が救われてほんとに良かった。(^^)
これを機会に、是非他の悲しい犬達にも目を向けて欲しいと思います。

投稿者 aki : 12:22 | コメント (0)